ノンフリート等級と料率クラス | かんたん自動車保険ガイド






ノンフリート等級と料率クラス










自動車保険の契約者には「フリート契約者」と「ノンフリート契約者」の二通りがあります。フリート契約者とは10台以上の車を所有している保険契約者で、自動車ごとの保険ではなく契約者単位で自動車保険契約が結ばれます。一方のノンフリート契約者とは9台以下の保険契約者のことを指します。”フリート”とは船団のことを意味しています。

一般にフリート契約はノンフリート契約よりも1台あたりの保険料が割安で、台数が増えた時もほかの車と同じ割引率が適用されるなどのメリットがあります。個人での自動車保険契約は、通常ノンフリート契約となりますが、ノンフリート契約は毎年の事故の有無によって1~20までの等級がつけられます。最初に自動車保険を契約するときは6等級からスタートし、1年間無事故でいると翌年は等級が1ランク上がります。

ノンフリート等級では20等級が最高で、6等級からずっと無事故でいても20等級までには14年間かかります。ずっと無事故で20等級になると割引率は63%引きとなりますが、事故歴がある場合は20等級でも44%引きと差がつきます。無事故の場合は1年間で1等級ランクアップしますが、事故を起こすと一気に3ランク下がります。

1度事故を起こすと、等級は同じでも割引率は無事故等級より低くなります。ちなみに7等級の場合は無事故の割引率30%に対し、有事故では20%となり、20等級では無事故63%、有事故44%となります。ただし、事故歴があっても3年間無事故でいれば、無事故のドライバーと同じ割引率に戻ります。

しかし、事故が無くとも盗難などで車両保険の保険金が支払われた場合、1等級ダウンした上に割引率も有事故者と同じ割引率が適用されてしまいますので、事故だけではなく盗難にも十分に気を付けておく必要があります。また、1年間無事故で等級も上がったのに、まれに保険料がアップすることがあります。

これは、「型式別料率クラス」という、車の型式ごとに事故率を集計し、それを保険料に反映させる制度のためです。対人保障、対物補償、人身傷害または搭乗者傷害、車両保険について、それぞれ1から9までのクラス分けに応じて保険料を設定する制度で、1年ごとに見直しが行われるので、同じ車に乗り続けていても保険料が変わる可能性があるのです。ちなみに数字が小さいほど保険料は安くなります。

なお、自動車保険各社では、保険会社が変わっても前契約のノンフリート等級を引き継げるよう、等級情報交換制度を設けています。このため、保険会社が変わっても同じ割引率、あるいは割増率で自動車保険が契約されます。しかし、買い替えなどで車の入れ替えがある場合は、保険会社に連絡しないと等級の引き継ぎがされません。詳しくは契約している保険会社に問い合わせてください。